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プログラミング初心者向け GitHub CopilotでPythonのコード書く方法

プログラミングを始めたいけど、どの言語やツールを使えばいいのかわからないという方は多いと思います。そんな方におすすめなのが、GitHub CopilotでPythonのコード書く方法です。今回は、その方法を紹介します。

Python,、PyCharm、GitHub Copilotを組み合わせるメリット

  • Pythonは初心者にも分かりやすく、多様な用途に使えるプログラミング言語です。
  • PyCharmはPythonの開発に便利な機能が豊富な開発環境です。
  • GitHub CopilotはAIがコードの続きを提案してくれるツールで、PyCharmにプラグインとしてインストールできます。
  • PyCharmとGitHub Copilotを使えば、プログラミング知識がなくてもPythonですぐにコードを書くことができます。

ツールの選択理由とその特性

それぞれのツールの特徴やメリットについて詳しく見ていきましょう。

Python

Pythonは、シンプルで読みやすい文法や豊富なライブラリが魅力のプログラミング言語です。初心者にも分かりやすく、学習コストが低いのが特徴です。また、Web開発やデータ分析、機械学習など多様な用途に使える汎用性の高さも魅力です。世界中で人気の高い言語であり、多くの情報やサポートが得られるのもメリットです。

PyCharm

PyCharmは、Python専用の開発環境です。コード補完やデバッグ、テスト、リファクタリングなど、Pythonの開発に便利な機能が豊富に備わっています。また、GitやDockerなど他のツールとも連携しやすく、効率的な開発ができます。無料版のCommunity Editionでも十分な機能が使えます。

GitHub Copilot

GitHub Copilotは、GitHubとOpenAIが共同で開発したAIがコードを提案してくれるツールです。コメントや関数名から適切なコードを生成したり、既存のコードから学習したりします。PyCharmにプラグインとしてインストールすることで、エディタ内で直接候補を表示し、取り入れることができます。

PyCharmとGitHub CopilotでPythonのコードを書く

それでは実際にPyCharmとGitHub Copilotを使ってPythonでコードを書いてみましょう。今回は、「Hello world」と画面に表示するプログラムを作成します。

PyCharmのインストール

まずはPyCharmをインストールしましょう。以下のサイトからダウンロードできます。

https://www.jetbrains.com/ja-jp/pycharm/download/

Community Edition(無料版)でも十分ですが、Professional Edition(有料版)も30日間無料で試せます。お好みのバージョンを選んでダウンロードしましょう。

これからPythonを始める人向け:PyCharmのインストール - 医療秘書の業務自動化ブログ

GitHub Copilotのインストール

次にGitHub Copilotをインストールしましょう。以下のサイトから契約できます。

https://copilot.github.com/

個人利用の場合は1ヶ月10ドルですが、30日間は無料で試せます。

契約したら以下の手順でPyCharmのプラグインとしてインストールします。

  1. PyCharmを起動します。
  2. [ファイル]メニューから[設定](Windows)または[環境設定](Mac)を選択します。
  3. [設定]または[環境設定]ダイアログボックスの左側のメニューから[プラグイン]をクリックします。
  4. [設定]または[環境設定]ダイアログボックスの上部にある[Marketplace]をクリックします。
  5. 検索バーで「GitHub Copilot」を検索し、「インストール」ボタンをクリックします。
  6. GitHub Copilotがインストールされたら、「IDEを再起動する」ボタンをクリックします。
  7. PyCharmが再起動したら、「ツール」メニューから「GitHub Copilot」、「GitHubにログイン」の順にクリックします。
  8. Sign in to GitHub」ダイアログボックスで「Copy and Open」ボタンをクリックします。
  9. ブラウザーでデバイスの有効化ウィンドウが開きます。コピーしたコードを貼り付けて「Continue」ボタンをクリックします。
  10. GitHubからGitHub Copilotに必要なアクセス許可が要求されます。「Authorize GitHub Copilot Plugin」ボタンをクリックします。
  11. アクセス許可が承認されたらJetBrains IDEによって確認が表示されます。「OK」ボタンをクリックします。

これでPyCharm上でGitHub Copilotが利用可能になります。

コードの作成

それではさっそくコードを書いてみましょう。

# 画面にHello worldと表示する
print("Hello world")

GitHub Copilotの力を借りると、日本語でコメントを入力するだけでコードが書けます。

  1. PyCharmで新しいPython (*.py) のファイルを作成します。
  2. Pythonファイルで「# 画面にHello worldと表示する」と入力してコメント(説明文)を書きます。
  3. GitHub Copilotによってコード本文の候補が灰色のテキストで自動的に表示されます。
  4. 候補を受け入れるにはTabキーを押します。
  5. 他の候補を見るには、Ctrl+Spaceキー(Windows)またはCommand+Spaceキー(Mac)を押します。
  6. 候補を選択するには、↑キーまたは↓キーを使って移動し、Enterキーを押します。

GitHub Copilotは、コメントや関数名から適切なコードを生成したり、既存のコードから学習したりします。そのため、プログラミング知識がなくても簡単にコードを書くことができます。もちろん、GitHub Copilotが提案したコードが正しいという保証はありませんので、自分で確認したりテストしたりする必要があります。しかし、GitHub Copilotはプログラミングの学習の強力な味方と言えるでしょう。

まとめ

今回は、GitHub CopilotでPythonのコード書く方法を紹介しました。Pythonは初心者にも分かりやすく、多様な用途に使えるプログラミング言語です。GitHub CopilotはAIがコードの続きを提案してくれるツールで、PyCharmにプラグインとしてインストールできます。これらを組み合わせることで、プログラミング知識がなくてもPythonでコードを書くことができます。ぜひ試してみてください。